瑠璃羽の日記帳 ここは 銀誓館学園の生徒、風音瑠璃羽の日々の日記です 『シルバーレイン』は、現代日本を舞台に 能力者である学生 となって多くの仲間と協力し ゴーストや来訪者の脅威を振り払う 学園伝綺PBW(プレイ・バイ・ウェブ) 興味のない方は、バック、バックw
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聖なる夜に
誰もが心ウキウキ
どれだけの人がクリスマスを楽しみにしていた事だろう
そう……私も、この日が来るのを楽しみにしていたの
大好きな人と過ごすロマンチックな一時を
随分前から何度も何度も練習したお料理はやっぱりとても人に勧めるようなものではなくて……
真っ黒に焦げたチキンは何故かなんともいえない刺激臭を出し
白いはずのクリームシチューは何故か毒々しい紫色に……くすん
おかしい…普通に作ったのに…多少のアレンジは加えたが食べれる食材のはずなのに…
「ど~してお菓子はこんなに上手くいくのに…な」
溜め息と共にどこかのケーキショップに並んでいてもおかしくない出来のチョコムースケーキを
眺める……ミルクチョコとビターチョコの二種類のムースでナッツのクリームをはさんだ力作である
そんな私にあずまは微笑んでバスケットから下準備を済ませたチキンを取りだす
「ふふ、そう思って準備してきましたよ。仕上げましょうか」
うん……さすがです…ああ、でも…私の料理は失敗するって思われてたんだよな…複雑…
でも……あずまの料理は美味しいから良いか♪
一緒に台所へ行ってあずまが調理するところを研究しよう~~~♪
台所ではてきぱきと手際よくチキンがあずまの手によって調理されていく
香ばしいおいしそうなチキンの香りが漂いアッという間に出来上がって……
ずーっと料理をするあずまの横顔ばかりを見ていたことに気がつく
(あ~・・・お料理の…メモ取るの忘れた…)
……でも…ま…良いか♪ また今度教えてくれるって言うし…うん。
あずまの作ったチキンと私の作ったケーキを並べ、ワイングラスにサイダーを注いで
二人っきりのクリスマスイブ・・・・・・・・
チン!
「メリークリスマス!」 グラスとグラスを合わせ微笑む
あずまと恋人になって二度目のクリスマス
今年のあずまからのプレゼントはラピスラズリの嵌め込まれたシンプルな指輪
「これを、左手の薬指に付けてくれませんか…」と・・・・・・
嬉しくて、嬉しくて、でも…ちょっぴり不安で
私はふさわしい子だろうか?なんて 考えてしまう
だけど、あずまは「瑠璃羽だから・・・」と私の指に優しく指輪を嵌めてくれた……
私にとってこれはとても素敵な聖夜の奇跡
一歩前進・・・・・・
恋人から婚約者になった忘れられない記念の日
でもね…………奇跡はこれだけじゃなかったの
実はこのあとあることがあって
私は切なくて、悲しくて、恥ずかしくって・・・・・・・そして・・・・・・
私はあずまに指輪を返した
粉々に砕けた自信に冷静になって(あの時はそう思ったけど、きっと冷静じゃなかったんだよね)
私はふさわしくない・・・・なんて・・・・・思っちゃった・・・・・
・・・・・・・・・・・・嫌われたかも・・・・・って・・・・・・・
でも、今は再び私の左手に嵌められている
次の日に再び誓ったから……「もう二度と外させないよ」と言う言葉と共に
再び嵌められた指輪……うん……もう二度と外さない
ありがとう・・・・・あずま
クリスマスイブとクリスマスの夜・・・…何があったかはひみつ♪
クリスマスの奇跡が起こったのでした。
真っ黒に焦げたチキンは何故かなんともいえない刺激臭を出し
白いはずのクリームシチューは何故か毒々しい紫色に……くすん
おかしい…普通に作ったのに…多少のアレンジは加えたが食べれる食材のはずなのに…
「ど~してお菓子はこんなに上手くいくのに…な」
溜め息と共にどこかのケーキショップに並んでいてもおかしくない出来のチョコムースケーキを
眺める……ミルクチョコとビターチョコの二種類のムースでナッツのクリームをはさんだ力作である
そんな私にあずまは微笑んでバスケットから下準備を済ませたチキンを取りだす
「ふふ、そう思って準備してきましたよ。仕上げましょうか」
うん……さすがです…ああ、でも…私の料理は失敗するって思われてたんだよな…複雑…
でも……あずまの料理は美味しいから良いか♪
一緒に台所へ行ってあずまが調理するところを研究しよう~~~♪
台所ではてきぱきと手際よくチキンがあずまの手によって調理されていく
香ばしいおいしそうなチキンの香りが漂いアッという間に出来上がって……
ずーっと料理をするあずまの横顔ばかりを見ていたことに気がつく
(あ~・・・お料理の…メモ取るの忘れた…)
……でも…ま…良いか♪ また今度教えてくれるって言うし…うん。
あずまの作ったチキンと私の作ったケーキを並べ、ワイングラスにサイダーを注いで
二人っきりのクリスマスイブ・・・・・・・・
チン!
「メリークリスマス!」 グラスとグラスを合わせ微笑む
あずまと恋人になって二度目のクリスマス
今年のあずまからのプレゼントはラピスラズリの嵌め込まれたシンプルな指輪
「これを、左手の薬指に付けてくれませんか…」と・・・・・・
嬉しくて、嬉しくて、でも…ちょっぴり不安で
私はふさわしい子だろうか?なんて 考えてしまう
だけど、あずまは「瑠璃羽だから・・・」と私の指に優しく指輪を嵌めてくれた……
私にとってこれはとても素敵な聖夜の奇跡
一歩前進・・・・・・
恋人から婚約者になった忘れられない記念の日
でもね…………奇跡はこれだけじゃなかったの
実はこのあとあることがあって
私は切なくて、悲しくて、恥ずかしくって・・・・・・・そして・・・・・・
私はあずまに指輪を返した
粉々に砕けた自信に冷静になって(あの時はそう思ったけど、きっと冷静じゃなかったんだよね)
私はふさわしくない・・・・なんて・・・・・思っちゃった・・・・・
・・・・・・・・・・・・嫌われたかも・・・・・って・・・・・・・
でも、今は再び私の左手に嵌められている
次の日に再び誓ったから……「もう二度と外させないよ」と言う言葉と共に
再び嵌められた指輪……うん……もう二度と外さない
ありがとう・・・・・あずま
クリスマスイブとクリスマスの夜・・・…何があったかはひみつ♪
クリスマスの奇跡が起こったのでした。
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